不動産屋の気になるNEWS! 投資用不動産に「新資格」ワンルーム投資のトラブル不動産屋の気になるNEWS! 投資用不動産に「新資格」 | 稲城市・川崎市多摩区の不動産(新築一戸建て・中古一戸建て・土地・中古マンション)はセンチュリー21グローバルホーム


  • 不動産屋の気になるNEWS! 投資用不動産に「新資格」ワンルーム投資のトラブル





           不動産屋の気になるニュース!!


       投資用不動産営業に「新資格」 悪質業者排除へつながるか!?


    投資用不動産業界に危機感

     
    一言に「不動産業」といっても、様々な業態があり、大きく「開発業」、「賃貸業」、「流通業」、「管理業」に分類されています。それらすべてを取り扱う総合不動産業もあれば、開発だけを行う企業、仲介だけを行う企業、管理だけを行う企業などそれぞれ特異な分野に特化している企業もあります。さらに細かく分野が分かれていくわけですが、そんな不動産業態の中の一つにワンルームマンションを中心として一般ユーザーに投資マンションを販売するいわゆる投資用不動産業という業態があります。

    不動産投資というとその道のプロか、資本をたくさん持つ投資家の専門分野と思われがちですが、昨今では老後の資金のため、資産形成のため、など様々な理由でいわゆる「サラリーマン大家」としてプロの投資家ではない方々が、自ら不動産投資をするというケースが増えています。
    しかし、一方では投資に興味がない方への勧誘で「強引で営業がしつこい」「騙されているのではないか」といった声が多いことも事実です。
    実際に私が仲間と共に運営している「NPO法人不動産売却SOS相談センター」には強引な営業や謳い文句に釣られてよく分からないまま投資用不動産を買ってしまい、投資どころか毎月損失が出て困っている、サブリース契約や賃料未払いのトラブル、もう手放したいのに相場より高く買わされてしまい売るに売れない、ひどいケースでは言われるがまま住宅ローンで投資用不動産を購入して、金融機関から一括返済を求められたが返済できず、自己破産に追い込まれた、などたくさんの相談が連日のように来ており、ワンルーム投資へのトラブル相談が後を絶ちません。




    もちろん「投資」ですから失敗することもあるでしょうし、その一番の責任は投資家にあるわけですが、以前からあまり良いイメージのなかった投資用不動産業界の中で、さらに一部の悪質な事業者による詐欺まがいの営業や2018年に社会問題となったスマートデイズによる「かぼちゃの馬車」事件、昨年から今年にかけてサブリースにおける賃料未払い問題を起こしているブレイズ社など、未だずさんで非難が多い事業者が存在していることを業界団体も認めたうえで問題視しており、投資用不動産業界自体が健全化するよう首都圏の投資用マンション関連企業を中心とする「新しい都市環境を考える会」が東京都住宅政策本部などと協議を図り23年4月から「投資不動産販売員」という新資格の運用を始めました。

    どんな人が不動産投資に向いているか?
    私自身は連日のようにトラブル相談を受けている立場ですから正直言って、投資用不動産の販売会社には今もあまり良いイメージを持っていません。
    (しっかりと健全に事業を行っている知り合いも多くいますが!)
    とは言え、不動産投資自体を否定しているわけではありません。不動産に関わらず投資がなければ社会は発展しませんし、住宅や産業構造などの事情なども大きく変わってしまいます。
    実際に私も一棟物のマンションや区分所有のワンルームマンション、戸建住宅などいくつか所有して運用をしています。株式投資などはあまり積極的にやっていませんが、不動産なら自分で判断や管理、運用などができますし、リスクヘッジも可能だからです。

    不動産の運用には2つの方法があり、一つは「継続的に賃料を得る」ということ。もう一つは「不動産を売って売却益を得る」ということになります。継続反復して投機的に不動産を購入して売却し、売却益を得るというのは「宅建業」としての登録が必要なので注意しなければなりませんが、貸主として自分の不動産を貸し出すのであれば宅建業は必要ありませんから、資格を取ったりしなくても気軽に始めることはできます。
     しかし、いくら「気軽に」とは言ってもやはり不動産投資に向いている人、向いていない人はハッキリと分かれる気がします。



    向いていない、というよりトラブルの相談者の多くは「購入した不動産の事を何も知らない」という人が圧倒的に多いです。もちろん積極的な購入の意思がなかったのに強引でしつこい営業に根負けしてしまい、買ってしまったからという方がいることも事実ですが、それにしても物件すら見たことない、どんな書類にサインしたかも分かっていないというそもそも大きな買い物をしているという自覚がない方はやはり大抵失敗しています。
    不動産投資はある程度長期的に見た投資ですから、真面目で几帳面というか、細かく状況を理解・判断できないと空室の不安や目先のことが心配になり、収支バランスを見誤る可能性が高くなります。
     不動産投資に限りませんが、投資にリスクもつきものですし、投資期間中には様々な事が起こります。やはり、濡れ手に粟の不労所得のような感覚ではなく、専門知識をはじめ、しっかり勉強し理解をすることが何より大切です。
     そんなアドバイスやメリット・デメリットを包み隠さず話して、またその人に合った投資なのかの判断を含めてプロとしてお勧めしてくれる販売員だけが増えることを期待します。



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