不動産コラム「家を売るという事」Vol.20①「不動産会社の担当者を「査定」する①」②「不動産会社の担当者を「査定」する②」 | センチュリー21グローバルホーム


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    【不動産会社の担当者を「査定」する①】
    具体的な査定金額を算出する際には、実際に室内を見てもらい査定してもらいます。
    この査定の時に、ご自宅の値段をつけてもらうのですが、実はこのとき不動産会社を「査定」する絶好のタイミングなのです。
    なぜなら、不動産会社は査定をするために売主さんにいろいろなことを聞き、不動産のプロとしての見解によって価格の説明と根拠を示します。
    また、売主さんに対し、売却のプロセスや方法について細かく説明しなければいけません。説明を聞く売主さんは素人です。不動産の知識はなくて当然。
    だから、ご自身で担当者がどのような説明をするのかを見きわめてほしいのです。いい不動産会社 の担当者であれば、売主さんが理解しやすい説明をするでしょう。
    また資料も充実しており、一般の方でも理解しやすいはずです。ここで誤解しないでほしいのは、「口がうまい不動産会社 がいい」ということではありません。おしゃべりが上手でなくてもいいのです。ここで見きわめてほしいのは「一生懸命、わかりやすく説明しようとしている姿勢」なのです。
    次に、こういった「考えの背景」を知っていただいた上で、具体的な担当者の見きわめ方を説明します。
    不動産会社を査定する最初のポイントは、玄関のドアを開けたときから始まります。
    まずチェックすべきなのは、見た目と第一印象です。
    見た目で判断するのか?といわれそうですが、これは非常に大事です。はじめてお伺いする売主さんの家。査定という、非常に大切な行程です。このときに不動産会社がどんな覚悟で来たのかが第一印象に表れるのです。
    「靴下に穴が開いている」「清潔感がない」「たばこ臭い」「口臭がする」「手の爪の先が黒い」「スーツがよれよれ」と、まぁいろいろありますが、「お客様」すなわち「売主であるご自身」を不快にさせる要因があれば、その方にお願いすることはお勧めしません。人生で1度かか2度の、大切な資産である自宅の売却を依頼する相手を探しています。その相手は、ご自身にとって大切なパートナーとなります。
    そしてごご自宅の売却においても、このパートナーとの信頼関係がいかに築けるのかが成功のカギを握ります。
    しかし、このパートナーが「あなたご自身を不快にさせるもの」を持っていたとしたら、100%の信頼関係を築くことができますか?「信頼してもらう」というのは、最低限の条件ではないでしょうか。その信頼のためにまず大切な「見た目」の準備を怠る不動産会社は「お客様を軽く見ている」としかいいようがありません。まず見た目と第一印象が大事です。
    いかがですか?ご自宅に来た不動産会社の第一印象は。
    厳しいかもしれませんが、これが大切なパートナー選びでまず肝心なのです。

    【不動産会社の担当者を「査定」する②】
    不動産会社に室内を一通り見てもらったあと、お話をすることになります。
    このお話の中でも担当者の資質を見きわめるポイントがあります。
    ここでは、そのポイントを2 つお話しします。
    ①話を聞かない担当者はNG
    これはもう根本的なことですが、意外とこういう不動産会社が多いのです。
    「査定額はこれです。こんな費用が必要です」こういった説明をする事は確かに大切です。
    しかしそれ以上に不動産会社は「お客様の悩みを解決する」お手伝いをすることが仕事です。
    また、お客さんの話をしっかり聞くことで、お客さんの置かれている背景や状況、希望や考えなどをしっかり把握しておかないと後々のトラブルの原因になります。
    まず、話をしっかり聞いてくれる担当者であるかどうかを見きわめてください。
    ②何でも「知っています」何でも「お任せ下さい」は危険
    不動産会社も人間です。いくら不動産の事でも知らないことがあります。
    査定の時にいろいろな話をしますが、その時に担当者の方がわからないことがあったとき「知らない」とはっきりいってくれる担当者なら合格です。もう一ついえば、「わからないので、調べてから回答します」というのが正解です。
    また、こちらが不安なこと、わからないことを聞いたときに「大丈夫です。任せてください」と、説明もなく安請負いする担当者もお勧めしません。
    「即答」=「優秀な担当者」ではないのです。
    自身の知識不足を認める謙虚さと誠実な姿勢が大丈夫です。勢が大丈夫です。自宅を売りに出せば、知識や経験のない一般の売主さんはいろいろな不安や心配をします。それは当然であり、だから不動産会社が仕事として成り立っているのです。
    そしてこの不安や心配は、不動産のプロからすれば小さな問題であることが多いのですが、売主さんにとっては「「お客さんのこの小さな悩みを一緒に解決したい!」という気持ちのある担当者に売却を依頼したいと思うものです。
    小さな悩みを解決できない不動産会社が、大きな悩みは解決できません。
    「お客様の聞いておられる占いではそうなのですね。私ども不動産のプロの立場からお話プロの立場からお話しさせていただくと…」と、きちんと売主さんの気持ちを察してくれる担当者とお付き合いしましょう。


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