不動産コラム「家を売るという事」Vol.19①「不動さん会社の得意分野を見きわめよう」②「不動産会社の文化を知る重要性」 | 稲城市・川崎市多摩区の不動産(新築一戸建て・中古一戸建て・土地・中古マンション)はセンチュリー21グローバルホーム


  • 不動産コラム「家を売るという事」Vol.19①「不動さん会社の得意分野を見きわめよう」②「不動産会社の文化を知る重要性」





    【不動産会社の得意分野を見きわめよう】
    ご自身の自宅売却の「知恵」となる不動産会社。
    一口に「不動産会社」といってもいろいろなタイプの不動産会社がいます。
    ・仲介をする不動産会社
    ・新築マンションや一戸建てを建設し、販売する不動産会社
    ・大規模な開発を専門とする不動産会社
    ・住宅以外の収益物件や土地の仲介を専門とする不動産会社
    ・大家業が専門の不動産会社
    ・転売による収益を得る不動産会社
    また「仲介をする不動産会社」の中でも、、
    ・賃貸の仲介が得意
    ・売買の仲介が得意
    ・商業用不動産の仲介が得意
    ・倉庫物件の仲介が得意
    と、やはり細かく分かれています。
    これだけ細分化されている不動産業界ですが、ここに大きな問題があります。
    それはこれだけ細分化されている業務なのに、業務をするための免許が1つだと言うこと。
    このため、不動産業の免許を掲示していれば、これらのどの業務もできるということです。
    これからご自宅を売却しようとする場合、「住宅の売却仲介が得意」な不動産会社に売却の依頼をしなければいけません。
    「友達に不動産会社がいるからそちらに任せよう」という方がいらっしゃいますが、そのお友達の不動産会社が「何を得意としているのか」を確認した上で依頼すべきです。
    もしかしたら、主たる業務は「商業用不動産の仲介」かもしれません。
    ただ、依頼されたほうは免許さえ持っていれば売却依頼を受けることが可能です。
    そこで、「OK、任せといて」ということでお願いしたけど、専門ではないのであまりいい結果は出せなかったということは多々あります。
    よくあるケースとして、賃貸専門の不動産会社が担当になった場合、友達だから、お知り合いだから、ご紹介を受けてなど、様々なケースがあります。
    もちろん、賃貸専門店でも免許は一緒ですから、売買の取り扱いはできます。
    しかし、普段賃貸の業務しかしていない不動産会社の為、売買の段取りを知りません。
    どのタイミングでどんな説明をしなければいけないのかも知りません。
    そんな中、人生で大きな決断をしてきます。
    自身の「知恵」となるはずの不動産会社が、「売買のことほとんど知らない」という状況。
    これで満足のいく売却をすることは難しいでしょう。
    その為、依頼する不動産会社を探す場合は「住宅売買仲介が得意な不動産会社に売却を依頼しなければいけません。

    【不動産会社の文化を知る重要性】
    さて、ここから不動産会社を選んでいきますが、そこに2つのステップがあります。
    ①不動産会社を数社選ぶ
    ② 査定に来た担当者を見きわめる
    ご自宅を売ってくれるのは、不動産会社です。
    しかし、不動産会社 の看板が売ってくれるわけではありません。
    実際に動くのは不動産会社 の担当者です。
    そういう意味では「不動産会社 を選ぶ」というのは、「 不動産会社の担当者の資質を見きわめる」ということになります。
    「じゃ、最初から担当者個人を見きわめればいいじゃないか」と声が聞こえてきそうですが、
    不動産会社を一軒一軒回って「いい担当者」を選ぶことはまず不可能。
    そこでまず「いい不動産会社 」という大きなふるいをかけて、そこをクリアした 不動産会社の「いい担当者」に会えばいいのです。売却を検討される際は、「ご自身の味方となり、親身になって、しっかり話を聞いてくれる不動産会社担当者」を探さなければいけません。
    そのためには、お客様を大切にする「文化」のある不動産会社を探す必要があります。
    なぜ、不動産会社の文化を見きわめなければいけないのか、それは、「お客様を大切にする文化のある不動産会社 」 でしか、 「お客様を大切にする文化を持つ社員」が育たないからです 。きれいな水にすむ魚は、きれいな水でしか育ちません。環境という影響は非常に大きいのです。それと同じように、ご自身の味方となる担当者は「お客様を大切にする文化のある不動産会社」でしか育ちません。
    優秀な担当者であったとしても、不動産会社の文化によっては、その秀でたところを役立てることができないのです。
    例えばお客さんが困って担当者に相談した場合、担当者個人で解決できない問題や重要な内容は間違いなく上司に相談します。
    すると上司は「え、お客がそんなこといってるの??ほんま素人はこれだから困る」というのでは、売主さんとして困ってしまいます。
    「お客様を大切にする文化」のある社不動産会社であれば、上司もその文化に基づいて担当者を指導します。
    お客様と直接会ったことのない上司でさえも、親身にお客様の悩みを解決する方法を考えてくれるでしょう。
    会社組織の文化は、顧客への対応・サービスに大きく影響します。
    「お客様を大切にする文化の不動産会社」と付き合うことで不動産売却は成功し、「お客様を大切にする文化のない不動産会社」と付き合うことで不動産売却は失敗するのです。

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