不動産コラム「家を売るという事」Vol.31①「買取のデメリット」②「どんな時に買取がいいの?」 | 稲城市・川崎市多摩区の不動産(新築一戸建て・中古一戸建て・土地・中古マンション)はセンチュリー21グローバルホーム


  • 不動産コラム「家を売るという事」Vol.31①「買取のデメリット」②「どんな時に買取がいいの?」





    【買取のデメリット】
    ではデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
    一番のデメリットは【一般の方向けの売却に比べ価格が安くなる】ということが挙げられます。
    一昔前に比べれば、付加価値を付けて販売するため高額の買取も可能になっていますが、買取業者も最終的には一般の方に販売をする為、購入できる金額も限度があります。
    買取業者が買取価格を決める際は、
    販売想定価格ー付加価値をつけるために掛かる費用ー自社の利益=買取価格となります。
    その為、一般の方に販売するときと比較し、どうしても価格は安くなってしまいます。
    只、必ず安くなるというわけではありません。
    適切な買取業者を選べば、ご希望の金額に届く場合もあります。
    そこで、買取業者を選ぶ際のポイントを3つ挙げさせていただきます。
    ①買取業者によって、土地や一戸建、マンション、賃貸アパートなどの得意分野の違いや、事業収益を収益率で算出するか収益額で算出するかの違いで買取価格に大きく差が出てしまいます。そのため、買取対象となる不動産を得意とする買取会社を選ぶことが第1のポイントです。
    ②買取会社はスピーディーに販売する事で保有・維持コストを抑える事ができるため、買取した物件のリフォーム等が完了後、スピーディーに販売するためのチャネル を 多く持っている買取会社を選ぶことが第2のポイントです。
    ③工事代金などを低コストに抑える仕組みや、小規模により経営コストを抑えて、買取価格に反映できる企業ノウハウがある買取会社を選ぶことが第3のポイントです。
    全く同じ物件でも買取業者によって2割以上差が出ることもあります。
    買取業者を比較して、一般の方向けの売却と比べ遜色のない金額で売却できたケースもあります。
    買取の提案をされたときは、複数社見積もりをとることをお勧めします。
    買取は全ての方におすすめできるわけではございませんが、条件よくご売却できることもあるのです。

    【どんな時に買取がいいの?】
    買取を依頼する場合どんなケースが多いのでしょうか?
    よくあるケース
    ①現在の自宅を売却して、新しいお住まいを購入する(お買い換え)
    ②一般の方に評価されない物件
    ③特定の期日までに現金が必要になった場合
    ④周辺の方に知られず売却がしたい
    この中で一番多いケースは、①のお買い換えの場合です。
    不動産は高額の為、実際に購入を検討されている方は非常に慎重になるものです。
    特にお買い換えの場合、売却と併せて、物件を購入する必要がありタイミングを併せるのが、非常に難しくなります。
    その為、一般の方向けに販売活動をしながら、場合によっては買取も検討していくことが重要となります。
    実際に買取を利用されたお客様の例を出しながらご説明します。
    Aさんの場合
    Aさんはご自身の自宅マンションとお父様の戸建を買取業者に買い取ってもらい、そのお金でお住み替えをしました。
    お住み替えのご事情はお父様の病気です。特殊な病気の為、普通の病院では診察が出来ず、長年自宅から長年自宅から2時間かけて時間かかる病院まで通っていました。
    只、年齢を重ねるにつれ、お父様の通院が難しくなり、後々の介護の事も考え、Aさんはさんは2つの自宅を売却し同居の計画されていました。
    始めは一般の方向けに販売活動を行いながら、お住み替え先を探し始めましたが、条件に合致する物件が早々にみつかりました。致する物件が早々にみつかりました。
    只、物件の購入をするためには、2つの自宅の売却が絶対条件です。
    内覧は何件か入っていましたが、具体的なお話にはなかなか進んでなかった為、買取での売却を決意されました。
    決意されてから、1週間で2つのご自宅の売却ができ、無事お住み替え先を購入することができました。
    Aさんのケースでは当初より買取をご提案しておりました。さ
    お買い換え先の条件がかなり厳しく、少ない数からお選びいただかなければならない為、当初より購入先が先に見つかった場合買取業者を使うことをご提案しておりました。
    最初は買いたたかれる印象が強く、あまり乗り気ではなかったですが、2つのご自宅の条件つのご自宅の条件が若干特殊だった為、一般の方からは中々評価されづらく販売活動が思うように進みませ思うように進みませんでした。
    しかし、実際に買取業者が提示した金額は、お住み替えするには問題ない金額だった為、お買い換えができる結果となりました。何をしてでも高くご売却したいという方は、買取はお勧めできません。
    只、不動産のご売却を検討される場合、その次に何かしらのご計画があるかと思います。
    一般の方向けの売却プランと買取の場合のプランを見比べ、無理のない売却プランを知ることが、不動産売却を成功させるコツです。

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