不動産屋の気になるNEWS!不動産業界とAI活用 「新たな学びでより良い仕事を」 | センチュリー21グローバルホーム


  • 不動産屋の気になるNEWS!不動産業界とAI活用 「新たな学びでより良い仕事を」



    不動産屋のになるニュース 2025年5月号(No.48)
    不動産業界とAI活用
    「新たな学びでより良い仕事を」


    皆さんこんにちは。
    このコラムを月一度書き始めて今回で丸4年48号目となりました。当時、ブログなどで日常の気づきや取組み、地域の紹介など社員それぞれで書いていこうという事になり、私も始めることに。

     ブログなど書いたこともない私でしたが、月一回くらいなら出来るだろうと思って始めてみたものの、まぁ一カ月が早いこと。え、もう締切りの時期?と追われながらもなんとかこれまで休まず続けてきました。

     大して役立つ内容ではないかもしれませんが「継続は力なり」という事で、コラムを書くために色々調べたりすることで忘れていたことを思い返したり、新たに学んだり、文章の構成や語彙、いかに限られたスペースでまとめるか?と自分自身の勉強やスキルアップにもなっているんだなぁと実感しました。

     ちなみに書き続けている社員はなんと1人!ダイエットや筋トレなど、どのような事もそうですが、決めたことはやる、期日を守る、など日々の仕事への鍛錬でもあると思いますし、こう言う事一つ取っても自信や成長に繋がると信じていますので、これからも勝手に続けさせていただきます(笑)
     

    AIの活用待ったなし

     さて生成AIという言葉は今や当たり前となってきましたが、実際にこのAIを日常的に使ってビジネスや生活に生かされてされていると言う方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
    私自身は「AIなどまったく疎いし、意識して使ったことがない」と思っているタイプですが、私以外にもそう思っていらっしゃる方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

    しかし、我々が現在のような日常生活を送れているのも、実はAIのおかげがとても大きく、世の中の色々なところで活用されています。もはやAIの無い世界では不都合や不便が出て我々の生活にも大きな影響が出てくることが間違いないというほどAIが世界に浸透し、活用されています。

    我々不動産業界はDX化やIT化など様々な事が遅れていると言われていますが、それでも「不動産テック」でIT、AIを生かした業務効率化やコストダウン、人に依存しなくても進められる仕事の仕分けがだいぶ進んできたと思います。
    とは言え大手や資本力のある会社は別としても当社のような零細企業では中々取り組み切れていない事の方が多く、課題も多くあります。
    しかし、今後も事業を行っていくうえで、世の中の進化や変化に敏感に、柔軟に対応して行かなくては淘汰されてしまいますので、言い訳無用でAIを学び業務に生かして行かなくては、と日々痛感しています。



    不動産業界のAI活用

    不動産業界でもすでに様々な部分でAIを活用したシステムが利用されていますが、AIに限らず、大事なのは業務効率やコスト削減など事業者側の立ち位置だけでなく、利用するお客様にとっても利便性が向上し、かつ的確、安全など今以上に満足度を向上させられるか?が大切だと思います。

     不動産では現物を見ずに買う、借りるという方は少ないので、現地の案内をはじめ、契約や決済などの法律行為など、どれだけIT化やAI化が進もうと人が介在しなければならない部分もありますが、(ロボットが現地案内するという日が来るのもそう遠くない気もしてきましたが・・・)それ以外ではAIを活用した方が良いと思う事が多くあります。


    1,顧客対応の自動化

    AIチャットボットやLINEなど24時間対応で、質問や希望に自動で答えたり、物件の条件などを照らし合わせて資料の提供まで行う。

    お客様から見れば少し詳しく話を聞きたいけど、まだ問い合わせ先の不動産会社に依頼するかもわからないし、来店や電話などで色々聞いたり、聞かれたりするのは嫌だなぁという段階ではAIによる自動対応でハードルが下がると思います。営業マン側からしても実際に人が介在して本格的な商談や業務に時間を割くことが可能となり、効率が上がると思います。


    2,物件データのレコメンド・マッチング・入力・編集

    物件情報は紙などでやり取りされる膨大なデータを収集し、様々な媒体に提供すると共に、お客様の希望条件をもとにAIが分析し、最適な物件情報を提案。

    お客様から見ればあちこちの不動産業者に希望条件を提供し、それぞれから送られてくるのを持つよりも、自分の好きなタイミングで依頼し、マッチした情報を送ってもらう方が効果的で、営業マン側もたくさんの物件データから一人一人の顧客情報と照らし合わせながら提供する手間も減り、もっと他の顧客サービスに集中できる。
    また、撮影した写真や動画などの編集もAIに任せることにより、長時間労働を減らせる。


    3,賃料や不動産価格の査定など

    市場の取引価格や販売事例、販売中のデータなどを細かく分析して最適な価格査定を行い、提案できる。

    不動産の価格は事情により人それぞれと言う部分もありますが、いわゆる時価の算定にAIを活用することは売り手にも買い手にも透明性があり、相場観を掴むのに最適と言えます。

     このように今もすでに行われているものも含め、AIを徹底的に活用することにより、お客様にも事業者にもメリットが多くあると思います。
    AI自体の課題もまだまだたくさんありますし、私もまだまだ勉強不足ではありますが、もっとしっかりと学んで、少しでもお客様に役立てる仕事を会社全体で取り組んでいきたいと思っています。もし、良いアイデアなどあれば教えていただけると助かります!


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