不動産コラム「家を売るという事」Vol.29①「不動産売却のさまざまな理由②」②「住んだままで不動産は売れるのか」 | 稲城市・川崎市多摩区の不動産(新築一戸建て・中古一戸建て・土地・中古マンション)はセンチュリー21グローバルホーム


  • 不動産コラム「家を売るという事」Vol.29①「不動産売却のさまざまな理由②」②「住んだままで不動産は売れるのか」





    【不動産売却のさまざまな理由②】
    よりよい住まいへの買い換えなど、ポジティブな売却理由がある一方で、「離婚」や「住宅ローンの返済の滞り」などネガティブな理由により売却を検討される場合も決して珍しいことではありません。その場合の一例をご紹介いたします。
    ◆離婚のご事情の場合
    離婚のご事情の場合には、夫婦が結婚生活の中で築いた財産をともに分割し財産分与をおこなうために住まいを売却することや、購入当初夫婦の収入を合算し住宅ローンを組んだ場合などには、住宅ローンの負担が大きくなるため住まいを売却することもあります。
    ◆住宅ローン返済の滞り
    住宅ローンを利用して住まいを購入された場合、思いもよらない収入の変化や、生活の変化などにより、住宅ローンの支払いが厳しくなってしまうこともあります。住宅ローンの滞納が長期化してしまい、銀行もこれ以上返済を見込めないと判断した際には、抵当権が実行 され、その不動産は競売により、裁判所を通じて強制的に売却をせざるを
    得ないケースもあります。そのため、住宅ローンの支払いが厳しいと感じたら滞納が長期化してしまう前に、できるだ
    け早い段階で不動産仲介会社に売却の相談をしてみましょう。
    ◆事件事故、瑕疵(かし)、周辺環境に問題があるなどのご事情の場合
    「ご自宅で過去ボヤがあった」、「雨漏りしている」、「近隣騒音トラブル」などの不動産や周辺環境に問題があり売却することもあります。
    今回は敢えてネガティブなご事情をご紹介しました。
    お読みになった方の中には、不快なお気持ちになられる方がいらっしゃいましたら誠に申し訳ございません。
    只、何故お伝えしたかというと、不動産会社へしっかりご事情をお伝えしていただきたいからです。
    売主さんの中には、ネガティブなご事情の場合、売却条件が不利になるのを恐れて、できれば売却理由を伏せたいと考える方もいらっしゃいます。スムーズにいけば問題ないですが、仮にトラブルになった場合、後々リスクを負うのは売主さんです。
    不動産会社は多かれ少なかれ、ネガティブなご事情のご売却のお手伝いをしています。
    多少お役に立てる可能性もあります。
    是非隠さずご相談頂くことをお勧めいたします。

    【住んだままで不動産は売れるのか】
    「売るときは空き家にした方がいいですか」
    「住んでいる状態でも売れますか」
    これはよくある質問です。
    答えは「住んでいる状態(居住中)でも売ることができる」です。
    そして、どちらかと言えば住みながら売る方のほうが多いと思います。「空き家」と「居住中」とで一番違いがあるのは、ご自宅を買主さんに見てもらう内覧のときです。
    空き家であれば、鍵を不動産会社に預けます。そうしておくことで、突然の内覧希望者にもすぐに対応できますし、内覧があるたびに鍵を不動産会社に貸す手間も不要となります。
    ところが、居住中の場合はそうはいきません。留守宅に見に来てもらうことはトラブルの原因となります。
    留守中に内覧をお願いしたいが、帰ったら大切なモノがなくなっていた、というようなことも可能性としてはゼロではないのです。
    必ず売主さんの立ち会いの下、内覧が行われることとなります。
    そして住みながらご自宅を売る場合、内覧時には、買主さんに生活空間を見てもらうことになります。
    このため、居住中で売る場合、内覧希望者が現れたら、不動産会社から売主さんの予定を必ず確認します。
    「内覧を希望しているお客様と○日△時頃にお伺いしたいのですがいかがですか?」と連絡が事前にあります。
    突然内覧に来るというのはまずありませんのでご安心ください。
    ただ、「今から行っていいですか」というようなことも当然あります。
    そして、この内覧のアポイントは非常に大切です。
    将来の買主さん候補である内覧希望者。連れてくるのは不動産会社不動産会社です。
    売却を依頼した不動産会社であればいいのですが、たいていの場合他の不動産会社が買主さんを連れてきます。
    買主さんを連れてくる不動産会社は、買主さんが家を買ってくれて初めて仲介手数料がもらえます。
    よって「買ってくれやすい物件」に買主さんを連れて行くのは当然です。
    例えばその不動産会社は、買主さんの希望する条件に合う物件をいくつか提示し、興味を持った物件に案内します。
    この不動産会社は買主さんにA、Bの物件とあなたの自宅の資料を出しました。
    買主さんは3物件とも興味を持っています。
    そこで、不動産会社は内覧のアポイントを入れていきます。
    AとBはアポが取れました。
    しかし、あなたは提示された時間にどうしても家にいられません。
    だからといって、居住中の家を「勝手に見てください」とはもちろんいえません。
    結局都合がつかずに今回は断りました。
    買主さんを連れた不動産会社はAとBの物件だけ見せ、その結果買主さんはAの物件を買ったのです。
    もし、このとき、都合がついて内覧をしてもらうことができていれば…。
    もちろんこれは「たら・れば」の話ですが、内覧をしてもらうのが売却の第一歩です。
    居住用不動産は見せない限り売れません。
    内覧に来てもらうことは非常に大事なのです。
    この売るチャンスを逃さないためにも、次の2つに注意してください。
    ①内覧のアポイントを逃さないように、売却を依頼する担当者に必ず常時連絡のつく連絡先(携帯電話+携帯メールがお勧め)を教えておくこと。
    ②内覧希望者からのアポイントにはできる限り合わせ、都合がつかないときのために立ち会いを頼める人を探しておくこと。
    この2つのポイントを押さえておけば、居住中でも売ることに問題はありません。

    当社でも売却のご相談承ります。
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