「家を買う」という事Vol.9 | センチュリー21グローバルホーム


  • 「家を買う」という事Vol.9



    【田の字型間取りのチェックポイント②】
    前回に続いて「田の字型」の間取りについてお話させて頂きます。間取り図ではもちろん、見学時に必ずチェックして頂きたい点があります。それは「一番狭い居室の使い勝手」です。3LDKですと、恐らく玄関側の居室のいずれかが一番小さいケースが多いと思います。位置関係的に、玄関側の壁面が靴の収納によって圧迫されやすく、形状も真四角でなく変形になりやすくなっています。ご自身がご覧になったとき、不便に感じられる場合は慎重に検討するべきだと思います。考え方の基準として、「子供部屋にできるか」というのがわかりやすいと思います。将来貸す場合も、売る場合も、メインターゲットは子育て中のご家族になる可能性が高い為、彼らにとっての利便性を確保すべきなのです。より具体的な基準を示すのであれば、「シングルベットと勉強机を無理なく配置可能か?」を検証してみることをオススメ致します。
    また、収納が全くないお部屋がある場合も注意が必要になりますので、併せて確認をしてみると良いでしょう。
    ちなみに、この「一番狭い部屋の使い勝手」という基準については、70㎡くらいの一般的な3LDKを想定しています。もしも検討中の物件が、立地重視の駅近コンパクトタイプ(50〜60㎡前後等)なのであれば、想定されるメイン顧客層が家族でなくなりますし、コンパクトタイプであれば最小の居室は「納戸」になるというのは仕方がないことですので、違った基準で検討する必要が出てきます。コンパクトタイプについてはこの場では割愛させて頂きますが、ご検討される場合はよろしければご相談ください。話を戻しますが、この他の注意点は以前にご紹介させて頂いた「良い間取りの条件」も併せてご確認いただければ、物件のおおよそのポテンシャルは把握可能ではないかと思います。特に「デットスペース」についてはよくよく確認すべきポイントだと思います。最後にここまでは田の字型の良くない点にばかり注目してしまったのでメリットも整理しておきたいと思います。これは前回の冒頭にさらりと触れてはおりますが、なによりまず「割安」です。他の間取りタイプよりも作りやすいので比較的お手頃な価格で手に入りやすい点は間違いなくメリットになります。もう一点大きなメリットとしては、各居室の間に「廊下」や「水回り」が挟まった位置関係になっていることがほとんどですので、居室間の独立性が高いです。お子様がある程度成長されて自立心が芽生えていく中では、満足度を得られやすい配置と言われています。

    【下見のポイント】
    気になる物件があった場合、内見は最も重要な作業です。これについてはまたじっくりと取り上げていきたいと思いますが、今回はその前段階「下見」についてお話します。皆様は物件の下見はされたことがない方もいるかもしれません。腕の良い営業担当であれば、下見で得られる情報を見学時に的確に伝えてくれるケースがありますのでそういった場合は不要になることもあります。
    しかし、気になる物件が複数あり、内見だけでは絞り込みができなかった場合など、下見のテクニックは知っておいて損はありませんのでよろしければお付き合いください。下見では何を見るべきなのか、一言で表しますと「敷地内だけではわからないこと」を見ていきます。
    ちなみに、必須ではありませんが事前に物件周辺の地図を入手しておくと便利です。物件周辺(明確な基準はありませんが徒歩5分圏内になる半径400m程度はあると便利です)、最寄り駅までのルートはチェックしてください。単身用のお部屋でないお場合は、小学校・中学校までの通学路も押さえておくべきでしょう。これはご自身にお子様がいなくとも、将来売ることになった場合の売りやすさに関わるかもしれないので、見ておいて損はありません。
    さて、地図上で最優先に見ていくのは下記2点です。
    1.検討中の物件から見える範囲に「駐車場・畑・空地」が無いか。
    2.嫌悪施設の有無
    「1」は将来的に何か建物が建つ可能性があるので、眺望や日当たりが変わってしまうリスクを把握します。
    「2」はゴミ処理施設や工場、お墓などを指しますが、ご自身が気にならずとも将来の売りやすさには関わりますので注意が必要です。
    ちなみに、お寺はお墓も併設されていることが多いので嫌われやすいのですが、「1」のような「環境変化への懸念」が少ない点はプラスですし、基本的に神社・仏閣というのは周辺住民にとって「格の高い土地」に建立されることが多かった為、周辺よりも良い土地であったり、過去に災害に見舞われたことが少ない立地であったりすることもあるので前向きに捉えて良いと思います。
    次に実際に現地に向かう場合ですが、できれば車でなく住んだら実際に使う交通機関を利用して使い勝手を把握したいところです。朝の通勤・通学の様子と、夕方・夜の帰宅経路まで確認できるとベストです。駅からのルート確認時には、コンビニ・スーパー等の生活施設や、アップダウン等の「利便性」と、夜道等の「防犯」について見ていきます。通学路の確認時には「防犯」はもちろん、「道幅は狭いが交通量が多い道」や「幹線道路を渡らないと着けない」といった安全面の不安がないかも確認します。もし可能であれば、メインで使うであろうスーパーは店内に入ってみるといいかもしれません。周辺住民の雰囲気や生活の質を何となく垣間見ることができるスポットなので、見ておいて損はありません。後は現地と現地周辺ですがこれについては「内見」のポイントについてお話する時に詳しくご説明したいと思います。


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