不動産屋の気になるNEWS!「家じまいは早めが肝心」 相続や高齢による住宅売却で後悔しないために | センチュリー21グローバルホーム


  • 不動産屋の気になるNEWS!「家じまいは早めが肝心」 相続や高齢による住宅売却で後悔しないために




     


    不動産屋の気になるニュース 2026年4月号(No.59)

    家じまいは早めが肝心
    相続や高齢による住宅売却で後悔しないために

    「家じまい」は人生最後の大仕事⁉

    実家の売却や、相続した家の整理を考えるとき、
    多くの方がまず気にされるのは「いくらで売れるのか」という点です。
    もちろん価格は大切です。
    ただ、家じまいにおいて本当に大事なのは、価格だけを先に追わないことが成功の秘訣と言えます。

    結論から申し上げると、家じまいは「早めに動く」「課題を分ける」「順番を決める」
    この三つを押さえるだけで、結果が大きく変わります。

    家じまいは、単なる不動産売却ではありません。
    相続の手続き、名義の確認、家財の整理、建物の傷み具合、近隣への配慮、税金の確認など、考えるべきことがいくつも重なります。それを一度に片づけようとすると、かえって手が止まりやすくなります。
    反対に、何を先に確認し、何をあとに進めるかを整理すると、話は前へ進みます。

    特に空き家になった実家は、「今すぐ困っていないから」と先送りされがちです。
    しかし、時間がたてば建物は傷みます。庭木や雑草の管理も必要になりますし、雨漏りや防犯の心配も出てきます。
    売ろうと決めたときには、以前より条件が悪くなっていることも少なくありません。
    だからこそ、家じまいは早めの相談に価値があります。

     



     

    まず決める事とは

    家じまいで最初に決めるべきなのは、売値ではなく目的です。
    例えば

    ・できるだけ早く現金化したい
    ・なるべく手間をかけずに整理したい
    ・少し時間がかかっても条件を優先したい

     

    この違いによって、選ぶべき売却方法は変わります。

    築年数の古い家、家財が多く残っている家、長年空き家だった家、接道や境界に不安がある家は、一般的な仲介が向く場合もあれば、買取のほうが負担を減らせる場合もあります。
    高い査定額が出たとしても、それが実際に成約できる価格とは限りません。
    家じまいでは、「高く見える価格」よりも、「自分の事情に合った売り方」を選ぶことのほうが大切です。

     

    問題を分ける

    家じまいが難しくなる理由は、問題が一つではないからです。
    大きく分けると、次の二つがあります。

     

    ・名義や相続人などの「権利」の問題
    ・建物や荷物、境界などの「物件」の問題

     

    この二つを分けて考えないと、途中で話が止まってしまいます。

    たとえば、売却する方向で気持ちが固まっていても、
    相続登記が済んでいなければ手続きは進みません。
    逆に、名義が整理されていても、荷物の整理や建物の状態確認を後回しにすると、売り出しの段階でつまずきます。
    家じまいは「売ると決める」ことがゴールではなく、
    「売れる状態に整える」ことまで含めて考える必要があります。

     

    最初の5ステップ

    では、始めるにあたり最初に確認したいのは次の5つです。
     

    1.固定資産税の納税通知書を手元に出す
    2.登記上の名義人を確認する
    3.相続人が誰になるか整理する
    4.室内外の写真を撮っておく
    5.「仲介希望」「買取も検討」など希望を書き出す

     

    これだけでも、相談の質は大きく変わります。
    ここで大事なのは、最初から完璧を目指さないことです。
    荷物を全部片づけてから相談しよう、親族全員の意見がそろってから動こう、と考えているうちに時間が過ぎるケースは珍しくありません。

    実務では、整理しきる前に相談したほうが早いことが多いものです。
    現状のままでも構いません。
    今どこで止まっているのかをはっきりさせることが、最初の一歩になります。

     

    売却を依頼する会社選びの基準

    相談先を選ぶときは、査定額の高さだけで決めないほうが安心です。
    むしろ見るべきは、その会社がどんな質問をしてくるかです。
    本当に実務に強い会社は、初回から次のような点を確認します。

     

    ・現在不動産の名義はどうなっていますか
    ・共有者はいますか
    ・住み替えや施設入居の予定はありますか
    ・荷物はどの程度残っていますか
    ・境界や越境、また近隣で気になる点はありますか
    ・仲介と買取の両方を比べたいですか

     

    こうした質問が具体的であるほど、その会社は売却の先にある実務まで見ています。
    逆に、事情をあまり聞かずに「高く売れます」とだけ話す場合は慎重に見たほうがよいでしょう。
    家じまいは、売り出してから問題が見つかると、条件が崩れやすいからです。

     

    暮らしを軽くする

    家を手放すことに、ためらいを感じる方は少なくありません。
    思い出の詰まった家であれば、なおさらです。
    ただ、家じまいは思い出を捨てることではありません。
    これからの暮らしを軽くするための整理です。

     

    ・子どもに管理の負担を残さない
    ・遠方の空き家を持ち続ける不安を減らす
    ・修繕や草刈りの負担から離れる
    ・相続でもめる芽を早めに小さくする

     

    そう考えると、家じまいは後ろ向きな処分ではなく、前向きな再設計だと言えます。
    相続や高齢による住宅売却は、家ごとに事情が違います。
    だからこそ、名義、荷物、売り方まで含めて順番立てて整理できる相談先が必要です。

    実家のことが少しでも気になっているなら、まずは現状をそのまま話してみることです。
    家じまいの第一歩は、難しい手続きではありません。
    何から始めればよいかを一緒に整理することです。
    その相談先として、センチュリー21グローバルホームがお役に立てれば幸いです。

     

    住まいのご相談について

    センチュリー21グローバルホームでは、家じまいに関するご相談を随時受け付けております。
    売却・買取・相続登記のご紹介など、お客様の状況に合わせた対応が可能です。
    まずはお気軽にお問い合わせください。

     

     


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