「家を買う」という事Vol.7 | センチュリー21グローバルホーム


  • 「家を買う」という事Vol.7



    【一戸建てのメリット・デメリット】
    今回は一戸建てについて、メリット・デメリットの整理をしておきたいと思います。
    まず、メリットですが何よりも「自由度の高さ」が挙げられるのではないでしょうか。ペットを飼うのも自由、大型犬だって飼うことができます。近隣への配慮は必須ですが、楽器も自由です。室内をお子様が走り回っても下の階に気を遣う必要はありません。内装も外装も自由です。まさにご自身の「城」であり、城主となれるのが一戸建ての良さだと思います。
    次に、一戸建てはマンションと比較しランニングコストが抑えられます。月々の管理費・修繕積立金がないので、住宅ローンの完済後は固定資産税や火災保険料以外の定期的な出費はほとんどありません。マンションの場合は修繕積立金はもちろん、建て替え費用等もご自身の一存では決められませんので、出費には他者の意志が必ず介入してきます。
    しかし、一戸建てであれば良くも悪くもご自身の意志一つです。もちろん、経年劣化はしていきますので修繕は必要ですが、質も時期もご自身で決めることができますし、軽微な修繕であればご自身でできてしまうような作業もあったりします。一戸建てには「ご自身の納得しているものにしかお金を払わない」という自由があるわけです。
    しかし、これは反転してデメリットにもなりえる点はお伝えさせて頂きます。全て自由ですが、全て自己責任であるということです。庭も玄関先も外壁も、全てご自身で管理しなければならず、これは住み続ける限り継続していきます。お若い間は恐らく問題ありません。
    しかし、修繕には10年周期や20年周期といった長期的なものも多々ございますから、30年後に複数個所の修繕が必要になったとすれば、その時には恐らくある程度のご年齢になっているはずです。修繕は老後にこそ必要となる可能性が高い点は、認識しておかなければなりません。修繕とまで言わずとも、「お庭の手入れ」や「階段の行き来」は良くお悩みのご相談を受けます。お庭は放置すれば防犯上も衛生上も問題があり、近隣にご迷惑がかかる可能性があります。お子様が独立してしまったあと、使わないお部屋があっても出入りが無いと痛みが進みますから掃除や換気をしたいが年々大変になってきます。こういったお悩みから、ランニングコストが掛かっても階段が無く、手入れも楽で、市街地に近いマンションに移住される高齢者の方も増えています。
     

    【一戸建ての流動性と建売り】
    一戸建てがマンションに差をつけられやすい「流動性」のお話です。
    一般的に多くの一戸建ては、マンションよりも流動性が低いと言われています。日本は木造文化で新築信仰が未だに根強いです。また、リフォーム・リノベーション市場が注目を浴びていますが、リフォームでは外観や柱・壁の配置までは変えられないケースもある為、自分の要望を叶えられる一戸建てを探すには「運の要素も出てしまう」ということがあると思います。
    こういったところから、どうしても一戸建てはマンションよりも流動性確保が困難であると言われています。少し唐突ですが、ここで評価の分かれやすい「建売」に注目したいと思います。自由度が売りの一戸建てなのに、既に出来上がってしまっている為に評価されにくいのですが、流動性について考えてみると侮れない面がございます。
    まず商品特性上、良く言えば「万人受け」、悪く言えば「当たり障りない」仕様になっていますので、流動性の確保がしやすいです。また、規格商品ですから注文住宅よりも建築費が安い点も大きな利点と言えます。言い換えれば、価格の内訳として「建物価格の比率が低く、土地価格の比率が大きい」ケースがそれなりにあります。
    つまり、建物価格が経年劣化で減っていったとしても、最終的に残る土地価格の比率が大きいことで資産性としては優秀なものがあるということです。また、これはメーカーによって差も出てきますが、あまり奇をてらった形をしておらず、なるべく単純な構造にすることでコストカットを図っている点も、「メンテナンス性」を見れば歓迎すべきポイントです。手入れのしやすさはコスト面でも、流動性という面でもプラスに働きます。一から十まで全てをご自身のこだわりで作ることはできないものの、ご自身の希望を満たしうるのであれば、建売の一戸建ても非常に優秀な商品なのです。最近は、注文住宅並みの住設機器を備えた建売も増えていますし、ご希望のエリア内に予算内の物件が出ておりましたら、ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか?


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